試験会場では不正行為等の防止のため、計算機能・通信機能等が付いているデジタル時計等の使用は禁止されます。また、設定ミスによりアラームが鳴ってしまった場合も、不正行為があったものとみなし、即刻受験を中止させ、不合格となることもあるのです。
※デジタル時計はあまりに機能が多く、説明書をなくしてしまうとアラームの止め方さえ分からなくなってしまうこともあるのです。
針の角度で時を示すアナログ時計は、瞬時に時間配分が分かります。デジタル方式の場合は、今の時刻は読み取れますが、残り時間はあと何分かを頭の中で計算するタイムロスが発生します。
※小学生では、アナログ時計は時計算や速度・角度の問題でヒントになることもあるのです。
100円ショップやスーパーでも安価なファッション時計は購入することが出来るでしょう。
でも、人生や将来をかけた大勝負で万が一にもトラブルが発生しては大変です。
多少高価とお思いかもしれませんが、時計を熟知した信頼のおける時計店が考えぬいたこの時計は、受験のためだけではなく今後の長い人生で「時間管理の意識を持たせ、時間をうまく使いこなす習慣」をも身に着けられる特別な時計と考えれば、決して高い買い物ではないかもしれません。
※「出来る人は時間の使い方がうまい」とよく言われます。
- 受験会場では置き時計は避けたほうがよいでしょう。
ちなみに、TOEICの受験では目覚まし時計やトラベルクロックなどの置き時計は使用が禁止されています。
机に置いた状態で、置き時計のように本体が置き上がる腕時計があれば申し分ないでしょう。
- お子様用にキャラクターがデザインされた時計は数ありますが、キャラクターに気が行き集中力が途切れる心配がありますので、キャラクター物は避けましょう。
- 文字盤は数字がしっかり入り、針が太くて見やすいものを選んでください。
特に試験では分単位が大事ですから、12時間計よりも60分計の針が瞬時にわかるデザインを選びましょう。
- ベゼル（ダイバー時計のようにケースの外周が独自に回転する機能）があり、しかもベゼルの表記が残り時間の残量を容易に読み取れる機能（カウントダウン機能）を持つことが受験用として最適です。
- 長くお使いになるには、ガラスは傷のつきにくいサファイアガラスであること、ちょっとした水や汗にも強い５気圧以上の防水（時計内部が汚れにくいため、オーバーホールの回数も少なくメンテナンスの必要が少ない）であること、が望ましいでしょう。
